『VAT 69』 コルクキャップ時代の味を飲む

ラベルのインパクトが目をひくブレンデットウィスキー『VAT 69』。

スクリューキャップのタイプは見かけることも多いかと思いますが、今回入荷したのは更に古い時代、コルクキャップの1960年代ボトリングです。

 

商品名の由来には興味深いストーリーがあります。名ブレンダーとして知られていたウィリアム・アンダーソンが、自らブレンドした試作品を100の樽にナンバリングし、専門家に評価させたのです。その結果、「69番」の樽が最も美味しいということになり、“69番目の樽(=VAT)”という意味でこの名前がつけられました。今から130年以上も前、1882年発売の歴史あるブレンデットウィスキー。

 

柔らかさの中にも存在感の光る味わいが印象的です。